SMFアート長屋について

 SMF(サイタマ・ミューズ・フォーラム)では、平成26年度文化庁地域と共働する美術館・博物館創造活動支援事業「あなたとどこでもあーと/小さな家プロジェクト」の一環として、インターネット上にアートのプラットフォーム「SMFアート長屋」を開設しました。SMFは、アートを創り出したり、アートの普及に携わったりすることはもちろんですが、日常の生活の中で習慣にとらわれない自由な発想でちょっとした工夫を凝らしていくことも、アートと同様に創造的な事であると考えています。それゆえ、この「SMFアート長屋」には、アーティストやキュレーター、アートコーディネーターなど、アートに軸足を置いて生きる人だけではなく、日常の生活のなかで何かを発見することが好きな人、ワークショップに参加してアートに触れてみたい人、これからアーティストを目指す人、今のところはアートに触れたことはないけれどこれから触れてみたい人など、アートが好きでいろいろな視点に触れてアートを楽しみ、自身の可能性を拡げてみたいという方なら、どなたでも入居することができます。
 この「SMFアート長屋」は、そのような、様々なかたちでアートに関心を持たれている方々のウェブ上の共同住宅をイメージして作られました。入居者は、長屋内で簡単な自己紹介や得意技、やってみたいこと、自身の作品や活動、日々の生活での工夫や発見したこと等を、言葉や写真でプレゼンすることができ、それが入居者の長屋の表札代わりとなります。したがい、この「SMFアート長屋」は単なるアーティストの情報発信の場ではありません。様々な入居者の交流を通して入居者相互が得ることができた発想は、ウェブを飛び出した実際の空間でのプロジェクトへと発展を可能にします。
 ぜひこの「SMFアート長屋」に入居して、多くの隣人と交流し、「アーティスティックであること」を共に楽しみましょう!

どんなところ?

  • さまざまな生き方をしてきた(している)人が集う
  • そして、触発しあう
  • 未知なモノゴトを創り出す
  • 見えなかったことが見えるようになる
  • いままでとはモノゴトが違って見えるようになる
  • 考えられなかったことを考えられるようになる
  • アートのプロフェッショナルとアマチュアが、膝を並べて集う
  • アートを「衣・食・住」を通した拡がりのある視点で捉える
  • 自身のプロモーションの場ではなく、参加するアーティストのアーティスティックな力の新たな表現空間にもなり得る
  • その空間での様々な分野の人々との繋がり・結びつきを通した新たな展開

どんな人が住むの?

アートに興味がある人ならば誰でも(アートプランナー、アートボランティア、キュレーター、アートワークショップ参加経験者、プロのアーティスト、日曜アーティスト、かつてのアーティスト、未来のアーティスト、自称アーティスト、なんちゃってアーティスト、アーティスティックな生活者、日常生活でアーティスティックなひと工夫をしている人、日常生活で何かを発見することが好きな人。

なにができるの?

  • 皆さんの作品や活動、日常生活で一工夫したモノ(コト)の画像に対する説明文を掲載できます。
  • 皆さんご自身の紹介もできます。
  • 長屋に居住している他の方々との協働やコト興しにご活用いただけます。
  • 画像だけではなく音声や映像にも今後順次対応を予定しています。

具体的な掲載内容

  • 氏名
  • プロフィール・自己紹介(300文字以内)
  • 作品や活動、日常生活での工夫などを表した画像(最大10点まで)
  • 各画像の説明文(300文字以内)
  • 今後画像だけではなく音声や動画にも対応予定です

参加方法

  • メールアドレスとパスワードを設定
  • 文章・画像をアップロード
主催:あなたとどこでもアート実行委員会/SMF (Saitama Muse Forum)
〒330-0061 埼玉県さいたま市浦和区常盤 9-30-1 埼玉県立近代美術館内
Tel:048-824-0110  Fax:048-824-0118

企画協力:東京電機大学理工学部情報システムデザイン学系柴山研究室
制作協力:(株)キャベッジ・ネット
お問合せ:SMF事務局 SMF.artnagaya@artplatform.jp